割引制度について

ETCが爆発的に普及したのは、2010年の「高速道路無料化政策」が実施されたのが大きな要因となっています。

この無料化政策は既に終了しましたが、今でも割引制度は続けられており、ETCを利用した時間帯によって、各高速道路会社が設定している割引が適応されるのです。

ここでは主要道路でもあるNEXCO3社が実施している割引制度を例として紹介します。

NEXCOが行なっている割引制度は以下の内容があります。

  1. 深夜割引
  2. 早朝夜間割引
  3. 通勤割引
  4. 平日昼間割引
  5. 平日夜間割引
  6. 休日特別割引

それぞれの割引制度について条件・割引額などを紹介していきます。

1.深夜割引

対象道路 NEXCO3社が管理する全国の高速自動車国道
一般有料道路(圏央道(高尾山IC~桶川北本)、伊勢湾岸道路、東海環状自動車道、小田原厚木道路、西湘バイパス、八王子バイパス、西富士道路、東富士五湖道路、安房峠道路など)
割引条件 0時~4時までの間に対象となる道路を走ること
※23時~24時に東名高速東京料金所(上り線)または東名阪道亀山料金所(出口)を
出る車両についても深夜割引が適用されます。
割引額 50%割引
※他の時間帯割引とは重複適用されません(割引額が最も大きいものが適用)

2.早朝夜間割引

対象道路 NEXCO3社が管理する全国の高速自動車国道
一般有料道路 (圏央道 (高尾山IC~桶川北本) 、新湘南バイパスなど) のうち、東京・大阪近郊の大都市近郊区間を少なくとも1区間走行し、かつ、1回の走行距離が100km以内となる区間
割引条件 ・入口か出口の料金所を22時~翌6時までの間に通過
・東京・大阪近郊の大都市近郊区間(本ページ下部の大都市近郊区間)を1区間でも走行
・1回の走行が100km以内
(1回の走行が100kmを超えた場合は一切対象になりません。)
※曜日・回数の制限はなし。
割引額 50%割引
※他の時間帯割引とは重複適用されません(割引額が最も大きいものが適用)

3.通勤割引

対象道路 全国の高速自動車国道
一般有料道路(伊勢湾岸道路、東海環状自動車道、小田原厚木道路、西湘バイパス、八王子バイパス、西富士道路、東富士五湖道路、安房峠道路など)。
※東京・大阪の大都市近郊区間は割引の対象外。
割引条件 入口または出口料金所を6時~9時までの間または17時~20時までの間に通過
車両1台につき午前・午後それぞれ最初の1回まで(2回目以降は対象外となります。)
※曜日の制限はありません。
割引額 地方部区間最大100km相当分まで最大50%割引
※100kmを超える部分及び大都市近郊区間は最大50%割引が適用されません。
※他の時間帯割引とは重複適用されません。(割引額が最も大きいものが適用されます。)

4.平日昼間割引

対象道路 全国の高速自動車国道
一部の一般有料道路(伊勢湾岸道路、東海環状自動車道、小田原厚木道路、西湘バイパス、八王子バイパス、西富士道路、東富士五湖道路、安房峠道路など)。
※東京・大阪の大都市近郊区間は割引の対象外。
※対象路線図の地方部区間が対象。
割引条件 祝日を除く月~金曜日の、6時~20時までの間に入口または出口料金所を通過
※回数の制限はありません。
割引額 地方部区間最大100km相当分まで最大30%割引
※100kmを超える部分及び大都市近郊区間は最大30%割引が適用外。
※通勤割引など他の時間帯割引とは重複適用されません。
※1回の総走行距離が100kmを超える場合は、地方部区間最大100km相当分が最大30%割引。

5.平日夜間割引

対象道路 全国の高速自動車国道
一部の一般有料道路(圏央道(高尾山IC~桶川北本)、伊勢湾岸道路、東海環状自動車道、小田原厚木道路、西湘バイパス、八王子バイパス、西富士道路、東富士五湖道路、新湘南バイパス、安房峠道路など)
※対象路線図の地方部区間、及び大都市近郊区間が対象。
割引条件 祝日を除く月~金曜日の4時~6時までの間または20時~24時までの間に
入口または出口料金所を通過
※距離・回数の制限はありません。
割引額 最大30%割引
※通勤割引など他の時間帯割引とは重複適用されません。

6.休日特別割引

対象道路 全国の高速自動車国道
一部の一般有料道路(圏央道(高尾山IC~桶川北本)、伊勢湾岸道路、東海環状自動車道、小田原厚木道路、西湘バイパス、八王子バイパス、西富士道路、東富士五湖道路、新湘南バイパス、安房峠道路など)
割引条件 ・土日祝日の0時~24時の間に対象道路を走行
・軽自動車等または普通車
※距離・回数の制限はありません。

※中型車・大型車・特大車は対象外です。
※1ナンバーの車両は中型車以上となりますので対象外。
※4ナンバーの車両は普通車以下となりますので対象です。
割引額 【東京・大阪の大都市近郊区間】(対象路線図の大都市近郊区間)
6~22時のご利用の場合:最大30%割引
0~6時・22時~24時を含むご利用の場合:最大50%割引

【地方部区間】(対象路線図の地方部区間)
0~24時:最大50%割引

つまり、東京・大阪の大都市近郊区間を除けば、いつ高速道路を利用しても割引が適応されるというわけです。

また、大都市近郊区間でも休日であればほとんどの車が30~50%割引が適応されます。
例えば、

平日の15:00に名古屋~東京間で移動した場合は、平日割引が適応され、
通常料金:6,900円→ETC割引適応後:4,850円

となり、2,050円もお得です。さらに、

土曜日の00:00に名古屋~東京間で移動した場合は、深夜割引が適応され、
通常料金:6,900円→ETC割引適応後:3,450円

となり、3,450円も得することができるのです。

名古屋~東京間ですとそれほど頻繁に高速道路を利用しませんが、これが近場での移動で、月に10回乗った場合、1,000円安くなるだけでも、月額10,000円を浮かすことができます。

年間で考えると120,000円!

これだけ高速代を安く抑えることができることを考えると、もうETCを利用しないのは考えられません。
車を持っている人は確実にETCを搭載してください。